緩和ケア

緩和ケアは普段から行っているケアを意識して行うだけで、十分に患者さんの対応ができるようになります。特別な知識や対応が必要なのではなくて、大切なのは、多職種を巻き込んで一人で対応しようとしないことです。何もできていないと感じることもあるでしょうが、それは間違いです。一人にできることはそもそも限界があるのです。

大切な人との大切な時間に思うようにコミュニケーションが取れないと苦しみが増します。ですが何が起こっているのか、どういう状態なのかを知ることで、心の準備になり苦しみは軽減されます。そんな心の一助となれるような内容になります。大切な人も関わる人全ての人が納得のできる時間にしてもらいたいと考えています。